世界中で花の咲く植物は、約20万種ほどあるといわれています。そのうちキク、バラ、カーネーションは世界の三大切り花とされています。このなかでも、キクは日本を代表する花であり、これが世界中に広がっているということは日本人としてはうれしく、そして誇れるものです。
日本においては、キクが切り花全体の半分近くを占めるほどに重要な花で、次いでカーネーション、バラの順で、この3種だけで全体の3分の2以上を占めています。このような独占状態はこれらが美しい花であるということだけでなく、現在の大量生産時代に適した種類であり、量産の効率が高いがゆえに生産が集中しているようです。工業だけでなく、花の世界も例外ではないようです。その結果、3種以外のほとんどの植物が残り3分の1に押しやられている形になっています。
花に対する親しみは幼年期から始まります。美しい植物や珍しい植物など多くの種類に接することで、豊かな情操を高めることができます。未来をになう子供達のためにも、多くの種類の花に目を向けて、いろんな花を子供達に見せる機会をできるだけ多く与えてやりたいものです。
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